2012年08月07日
大施餓鬼会
当院恒例の大施餓鬼会が無事終了しました。
お参りに来てくださった皆さん、お手伝いしてくださった世話人の皆さん。
ありがとうございました!
「大施餓鬼会」について少しご説明します。
「お盆には死者の霊が帰ってくる」という古い言い伝えは御存じかと思います。
特に身内が亡くなってから初めて迎えるお盆には仏壇を綺麗に飾り、家族や親戚と共に過ごす習慣はよく知られています。
しかし、そうやって供養してくれる身寄りのない死者や、不慮の事故・災害による死者は、この世に強い未練を残しているために「餓鬼」となって成仏できずに彷徨うとされました。ですから、初棚で自分の身内を丁寧に供養するその気持ちを、身寄りのない無数の死者にも振り向けよう――というのが施餓鬼の意義です。しかしこの言葉は「自分の先祖は餓鬼なのか?」という誤解を与えやすく、曹洞宗では20年ほど前に「施食」(せじき)と名称を改めました。
しかし、当院では、「施食」ですと「ご先祖に食を施す」と逆に誤解されるので、「餓鬼に食を施す」本来の意味で、あえて、「お施餓鬼」と呼んでいます。
ここで、写真を使って少しご紹介します。
ふつう、お参りは本堂正面の本尊様に向かって行いますが、餓鬼の霊のための法要なので、この法要だけはお寺の外に向かって行います。
写真はその為の飾り棚で「施餓鬼棚」と言います。
住職が餓鬼にご飯を施している様子です。
法要の後は、ハワイアンの演奏。
みなさん、演奏に聞き入っていました!子守唄にも・・・
お参りのお斎の「おごぉつぉ」その①「いもなます」
その②「おから炒り煮」
その③「えご」
その④「夕顔の刺身」
他にも数品ありますがいつものお皿はこんな感じです。
約90人分を手作りしています!!
法要、お斎の後は世話人さん達の「ご苦労呼び」慰労会です。
これが一番長い!
最後は皆さんにお配りした団扇です。
お参りに来てくださった皆さん、お手伝いしてくださった世話人の皆さん。
ありがとうございました!
「大施餓鬼会」について少しご説明します。
「お盆には死者の霊が帰ってくる」という古い言い伝えは御存じかと思います。
特に身内が亡くなってから初めて迎えるお盆には仏壇を綺麗に飾り、家族や親戚と共に過ごす習慣はよく知られています。
しかし、そうやって供養してくれる身寄りのない死者や、不慮の事故・災害による死者は、この世に強い未練を残しているために「餓鬼」となって成仏できずに彷徨うとされました。ですから、初棚で自分の身内を丁寧に供養するその気持ちを、身寄りのない無数の死者にも振り向けよう――というのが施餓鬼の意義です。しかしこの言葉は「自分の先祖は餓鬼なのか?」という誤解を与えやすく、曹洞宗では20年ほど前に「施食」(せじき)と名称を改めました。
しかし、当院では、「施食」ですと「ご先祖に食を施す」と逆に誤解されるので、「餓鬼に食を施す」本来の意味で、あえて、「お施餓鬼」と呼んでいます。
ここで、写真を使って少しご紹介します。
ふつう、お参りは本堂正面の本尊様に向かって行いますが、餓鬼の霊のための法要なので、この法要だけはお寺の外に向かって行います。
写真はその為の飾り棚で「施餓鬼棚」と言います。
住職が餓鬼にご飯を施している様子です。
法要の後は、ハワイアンの演奏。
みなさん、演奏に聞き入っていました!子守唄にも・・・
お参りのお斎の「おごぉつぉ」その①「いもなます」
その②「おから炒り煮」
その③「えご」
その④「夕顔の刺身」
他にも数品ありますがいつものお皿はこんな感じです。
約90人分を手作りしています!!
法要、お斎の後は世話人さん達の「ご苦労呼び」慰労会です。
これが一番長い!
最後は皆さんにお配りした団扇です。
Posted by あじさい寺 at 15:25│Comments(0)
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